展覧会名である「TAKE5」(ジャズのスタンダードナンバー)にちなみ、1日だけの「Morimura’s JAZZ Bar」を企画いたしました。

森村泰昌によるオリジナルカクテル“キタカガヤNo.5”を楽しんでいただきながら、モリムラが高校時代に通っていたジャズ喫茶SUBのオーナーであり、テナーサックス奏者の長谷川郎氏が集めたジャズメンバーによるライブ演奏を堪能していただきました。

LIVE MEMBERS

長谷川 朗 サキソフォン
1973年京都生まれ。
関西大学在学中より西山満氏に多くを教わり音楽活動をはじめる。
99年より7年間をニューヨークで過ごす。05年リーダー作「インディスケース」を発表。
帰国後、数年間を東京で活動し、10年には大坂昌彦氏のアルバム「ファンキー7」にアルトサックス奏者として参加すると共に、数曲のアレンジを提供。
11年西山氏の逝去を受け、大阪谷町9丁目のジャズクラブSUBの経営を引き継ぐ。
現在SUBを本拠地としながら全国的に活躍中。

加納新吾 ピアノ
1986年大阪府生まれ。
6歳よりクラシックピアノを始める。大阪芸術大学音楽学科入学後、近秀樹氏に師事しジャズに傾倒。2009年ジュリアード音楽院にて行われた短期留学プログラムに参加。2012年ファーストアルバム「PRECIOUS」を
JAZZ LAB. RECORDSよりリリース。2013年第5回神戸ネクストジャズコンペティションにてグランプリを受賞。2014年アメリカニューオーリンズフレンチクォータージャズフェスティバルに出演。2016年より3年程アメリカニューヨークへ活動拠点を移す。現在は自身のグループをはじめ様々なバンドで活動中。また母校である大阪芸術大学演奏学科にて講師を務める。

澤田浩輔 ベース
大阪出身。 15歳よりエレキベース、22歳よりコントラバスを手に取りJazzを学び始める。エレキベースを荻野哲史氏、コントラバスを上山崎初美氏に師事。
Reggae、HipHop、R&Bといったブラックミュージックをルーツに持ち、現在はストレートアヘッドなJazzライブに参加する一方、様々なアーティストのバックでも活動中。

早川紗世  ドラムス
1999年生まれ名古屋出身。
12歳のときに部活でドラムを始める。大阪音楽大学短期大学部ジャズコースに入学し、東敏之に師事。同大学を首席で卒業し、大阪音楽大学短期大学部専攻科ジャズコースに入学。在学中より演奏活動を始め、共演者には土岐英史、広瀬未来など。 神戸大学KOBE Mussoc Jazz
Orchestra2019,2020に所属 現在は主に阪神を中心にライブ活動をしている。

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藤舎英心 邦楽囃子方小鼓
1993年生まれ。群馬県高崎市出身。囃子を藤舎呂英師に師事。現在、国立劇場主催公演や舞踊会、歌舞伎巡業公演等に出演し研鑽に励んでいる。慶應義塾大学卒業。東京藝術大学別科修了。NHK「新にっぽんの芸能」やドラマ「大奥」に出演。また、テレビ東京「THEカラオケ★バトル」に出演するなど、活動は多岐に渡る。

石濱匡雄 シタール
15歳でインドの弦楽器シタールを始め97年渡印、モノジ・シャンカール氏に師事。在印中から様々なコンサート活動を行い、2003年より活動の基盤を日本へ移す。近年はブロードウェイの人気ミュージカルSTOMPのキース・ミドルトンとの共演 、マイルス・エレクトリックバンドの来日公演にシタール奏者として参加するなど、古典音楽のみならずシタールの新た可能性を打ち出している。2019年コルカタ・ニューヨーク・大阪の3都市でレコーディングされたアルバム『Tattva』をリリース。また、インド在住経験を生かし現地の家庭料理のレシピを紹介した著書「ベンガル料理はおいしい」「ベンガル料理が食べたい」もリリースし、料理家としての側面も持ち合わせている。ラジオ番組「シタール奏者・石濱匡雄のカレーだけじゃないインド」もMBS毎日放送より不定期放送中。

 

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STAFF

企画・運営: 森村泰昌、井野敬裕、大村邦男、松本和史、中野ふくね / 森村利弥

スタッフ: 射手矢 薫 、岩田ゆず子、河本育子、佐藤宏樹、谷野雄亮、吉田恵子

記録: 加藤文崇、仲川あい

音響: 島田達也

デザイン: 鈴木一義

ピアノ修理・調律: ピアノ工房クレンゲ

お菓子制作: Patisserie Esprit

 

 

特別協力:千島土地

協力:喫茶SUB